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インタビュー

アポロノーム『Moment』大阪・豊中から国民的アーティストを目指す4人の、卒業アルバムのような初全国流通盤

(左から)おーしゃん(ギター)、おおにしれいあ(ヴォーカル/ギター)、辻村アリサ(ヴォーカル)、ちゃぎ(キーボード)
 

昨年開催された学生のためのコンテスト〈Next Age Music Award 2020〉でグランプリを獲得した大阪・豊中発、女性3人+男性1人バンド、アポロノームがミニ・アルバム『Moment』を2021年4月7日にリリースした。初の全国流通盤となる本作はとにかく〈青い〉。収録されているすべての楽曲に物語が付帯し、恋愛や友情、そして出会いに別れ……誰もが学生時代に経験した〈青春〉を彼女たちの等身大の言葉と音像で表現した傑作に仕上がっている。

おそらく今作は聴く人の性別、年齢、これまで歩んできた軌跡の違いで表情を変えるだろう。今現在の情景と重なる人もいれば、ノスタルジックな情景を思い浮かべる人もいるはずだ。そんな〈青春〉が詰め込まれた卒業アルバムのような作品だからこそ、今作は私たちの心に寄り添ってくれる。

今回はメンバー同士の他己紹介を皮切りに、バンド結成の経緯や4人の憧れのアーティストについて、そして『Moment』に込めた想いなどを訊いた。このインタビューがアポロノームを知るきっかけになれば幸いだ。

アポロノーム 『Moment』 Eggs(2021)

 

まずはメンバー同士の他己紹介を

――まずはどんな人がやっているバンドなのか知っていただくために、自己紹介をしてというのも緊張するかもしれないので、他己紹介をしていただこうと思います。まずは、ヴォーカルの辻村アリサさんはどんな人ですか?

おおにしれいあ「皆さんが抱くアリサのイメージって、クールで大人っぽくって知的なイメージだと思うんですけど、実はメンバーの中ではイジられキャラなんです(笑)。あとはすごく心配性でビビり。そこのギャップがすごいのがアリサだなって思いますね」

おーしゃん「一言で表すなら、彼女は中二病ですね。僕も中二病よりの人間なので分かるんですけど、カッコいい横文字がすごく好きだったり、おもむろに空の写真を撮り始めたりとか……」

辻村アリサ「それって中二病なん? みんな空は好きやろ?」

おーしゃん「いやいや(笑)。メンバーの共通認識で中二病っていうイメージはあると思う。でも悪い意味じゃなくて、いい意味でヴォーカル・キャラというか、自分を持っているというかね。まあ、ときどき会話がうまくいかないこともあるけど(笑)」

ちゃぎ「ふたりが言ったことをうまくまとめると、独特な言葉使いをしたり、突然ポエマーみたいなことを言ったりしますけど、ヴォーカルとして私たちを先導してくれる人ですかね。パッと見では分からない可愛らしさがあるのがアリサです」

おおにし「パフォーマンスを引っ張ってくれるんだよね!」

ちゃぎ「素敵な立ち位置だと思います(笑)」

――なるほど。素敵な中二病ということか(笑)。では、ヴォーカル/ギターのおおにし(れいあ)さんはどんな人ですか?

辻村ちゃぎおーしゃん「ボス!」

――ボス?

辻村「ボス的存在ですね(笑)」

おおにし「否めない……(笑)」

――それはどういうところでボス感を感じるんですか?

辻村「こうやってインタビューに答える時もそうですし、バンド内のミーティングでも話をまとめてくれたり、リーダーとして先導してくれたりするのがれいあちゃんですね。可愛いボスって感じです」

おーしゃん「れいあは、〈歌うま大食いギャル〉ですね(笑)。歌唱力という部分は本当にすごいんですけど、大食いのポテンシャルもかなりあると思うんですよね。あとは、話をしていったら分かると思うんですけど、実はギャル力も高いんです(笑)」

ちゃぎ「バンドのリーダーで作曲者ということでアポロノームのキーマンではあると思うんですけど、〈私についてこい!〉というタイプのリーダーではなくて。みんなの意見を聞いて先導してくれるので、すごく親しみやすい子だと思いますね!」

――頼れるリーダーなんですね! キーボードのちゃぎさんはどんな人ですか?

辻村「ちゃぎはめっちゃ不思議ちゃんだけど、お母さんみたいな頼れるとこもある幼稚園児って感じです」

おおにし「めっちゃ分かる(笑)」

辻村「まとめる時はすごく頼りになるんですけど、ふらっとどっかに行っちゃうし、ぽけ〜としてるんですよ。だから頼れるお母さんみたいな一面がありつつも、幼稚園児っぽい一面もあるのがちゃぎですかね」

おおにし「高校のころは軽音部で部長をやったり、生徒会長をやっていたので、芯の部分はしっかりしてますね。アポロノームでは私がリーダーではあるんですけど、大事な連絡や業務的なことはすべてちゃぎがやってくれるので、本当に頼りしています」

おーしゃん「僕から見たちゃぎは2人のイメージとは少し違っていて。ずる賢い一面があると思うんです。ちゃんとしてる時は本当にちゃんとしてるんですけど、抜けてる部分も多くて、それをどこまで計算でやってるんだろうって(笑)。こう見えてバンドの中で一番プライドが高いのはちゃぎだと思うし、ふんわりしてるように見えて内に秘めてるものがあるというか」

――どこかあざとさがある?

おーしゃん「そう! 計算尽くしな感じがします」

ちゃぎ「それは、皆さんの想像にお任せします……(笑)」

――最後に、唯一の男性であるおーしゃんさんはどんな人ですか?

辻村「おーしゃんは、男女問わず年上にめっちゃ好かれるので、人の懐に入るのが上手くて、実は熱血な可愛い末っ子って感じですかね」

おーしゃん「僕だけ年齢が1つ下だからね(笑)」

おおにし「私から見ても、弟って感じがすごくしますね。あとは普段はポンコツっていうイメージが強いんですけど、いざという時のアイデア力の高さとか芯にある熱心さみたいなものはメンバーの中で一番あると思います」

ちゃぎ「いろんな顔があるのがおーしゃんですかね。真剣な時とポンコツの時の差が激しいですね。話を聞いてない時は本当に聞いてないですから(笑)」

――皆さんの仲の良さが伝わる他己紹介ですね! ちなみに皆さんの憧れや目標にしているアーティストはいますか?

おおにし「私は歌を歌いたいと思い始めたのが小学校3年生くらいなんですけど、そのキッカケが絢香さんなんです。ずっと憧れているし自分の真ん中にずっといるというか。それから、バンドをやりたいなと思い始めたキッカケがNICO Touches the Wallsさん。初めてバンドのライブを観に行ったのが、NICO Touches the Wallsさんでそこからギター・ヴォーカルをやってみたいと思うようになりました」

辻村「私は、保育園の時くらいにたくさん夢があったんですけど、その中の1つに〈歌って、踊れるアーティストになりたい〉っていう夢があって。でもバンドを元々聴くタイプではなかったんです。それが軽音楽部に入って、クリープハイプさんや女王蜂さんをコピーするようになって〈バンドってカッコいいな〉って思い始めて。それからずっと憧れているのが、女王蜂のアヴちゃんですね。カッコいいし、尊敬できることがたくさんあるんですよ」

おーしゃん「僕は、ゆずさん一択ですね。ゆずさんに憧れて、ギターを買ってもらったので。あとは、星野源さんとか、J-Popや歌謡曲をよく聴きますね」

――ゆずさんや星野源さんはギターを弾きながら歌うアーティストですけど、自分で歌ってみたいという気持ちはなかったんですか?

おーしゃん「ありましたよ。でも、自分の歌唱力というか、センスのなさに自分で見切りをつけてしまったんですよね(笑)。今は、ゆずさんの後ろでギターを弾くという夢があるので、そこが音楽の原動力になっていると思います」

――ちゃぎさんはどうですか?

ちゃぎ「私が人生で初めてハマったのは、AAAさんですね。すごく好きで、ライブに行った時に前に立つアーティストってカッコいいねんなって漠然と思い始めたんですよね。そこから、バンドのキーボードやピアノがカッコいいと思うようになったのは、SEKAI NO OWARIのSaoriさんとゲスの極み乙女。のちゃんMARIさんの影響が大きいです」

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