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インタビュー

浦井健治『Piece』ミュージカル曲からCHEMISTRYのカヴァーまで詰め合わせた、役者生活20周年作を語る

歌こそ、今自分にできる最高の贈り物。

 舞台を中心に活躍する人気俳優・浦井健治が前作『Wonderland』以来、約5年振りとなる待望のセカンド・アルバムをリリース。役者デビュー20周年の記念盤であり、確かな歌唱力を武器にアーティストとして様々な顔を持つ彼のカラフルな〈Piece=カケラ〉を華麗に詰め込んだ1枚となっている。先ず耳を惹くのはハイトーンで歌い上げられた“目を開いて”(「笑う男 The Eternal Love - 永遠の愛-」より)を始めとするミュージカルの楽曲たち。

 「韓国キャストの鮮烈な歌唱に刺激され、是非ともやりたかったこの高音ヴァージョンの“目を開いて”で幕開けしたのも大きな〈挑戦〉でしたが、アニメ『クラシカロイド』のベートーヴェンが奏でるムジークとして布袋(寅泰)さんのギター抜きでモンスターの悲しみを“六弦の怪物~クロイツェルより~”で歌いきった自分にも吃驚です! 『笑う男』のグウィンプレンにしても『デスノート』のLも『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のヘドウィグも皆、傷を負ったダークサイドのキャラクターですが、それぞれの曲からは〈それでも前を向いて〉歩いて行こうとするポジティヴな想いを感じていただけると思います」

 出演した作品ではないが、クンツェ(脚本)&リーヴァイ(作曲)の黄金コンビによる「モーツァルト!」からヴァルトシュテッテン男爵夫人の歌う名曲“星から降る金”がとりあげられているのも素晴らしい。

 「うちのマネージャーも大好きなナンバー(笑)。この曲にはモーツァルトがあのモーツァルトになった〈答え〉がある気がして、聴くといつも涙してしまいます。今回は歌詞に登場する王子様の気持ちで歌いました」

 注目曲はデビュー当時(2001年)ヒットしていたJ-Pop、2曲のカヴァー。

 「この20年を振り返ってあの頃の気持ちを思い出す意味も込めて。Kiroroの“Best Friend”は〈あなたの笑顔に何度助けられただろう〉っていうフレーズが現在の心境とも重なる。一人二役で重ね録りしたCHEMISTRYの“PIECES OF A DREAM”はその次の“Keep on Smiling”とも繋がるような軽快なアレンジにこだわってみました」

 その他、K-POP風“Keep on Smiling”からシティ・ポップな“シアワセノカタチ”、バラードの“Piece of Peace”と鮮やかに色を変化させて連なる、タイプの違う3つのオリジナル曲が圧巻だ。

 「デモを聴いたらみんないい曲だったので、欲張って3曲も選ばせてもらった。最後まで妥協せずサウンドを作り込んでくれたスタッフに感謝。コロナ禍で厳しい世の中ですがエンタメの未来を信じて、皆さんに今できる最高の贈り物ができたと信じています」

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