女の子が戦うという新しいヒーロー像を打ち出し、世界中を熱狂させた「美少女戦士セーラームーン」が25年ぶりに劇場版として復活。原作漫画の第四期「デッド・ムーン編」を前後編にギュッと凝縮。長い間読み込んできた原作が、色鮮やかに動き話す姿、特にセーラー10戦士の集結や、スーパーセーラーサターンの変身シーンが、アニメとして初めて描かれた事にグッときます。劇中でうさぎが言ったセリフ〈だれでもみんな 胸の中に星をもっているのよ〉普通の女の子だった主人公たちが葛藤しながらも強く逞しくなっていく。今もなお、輝きを失わず響きます。続編も噂されているようでこちらも楽しみ。