ジューク/フットワークのオリジネイターによる3年ぶり4作目のテーマは〈アフリカの草原〉。自身の中に宿るルーツと対話を続けながら既存のスタイルにとらわれることなく、先行カット“All My Life”をはじめ、広くブラック・ミュージックやシカゴ・ハウスの影響が色濃い音楽性へとアプローチしている。堂々たる風格すら感じさせる佇まいに、シカゴ発の新興ジャンルもその地位を確立したと言っていいでしょう。