日本のCMで楽曲が使われて話題になった南ロンドン出身のR&Bシンガーによる初アルバムがLP化。トロントの奇才ジョシュ・グラントを中心としたプロダクションによって70年代ソウル風の音がレトロではなく現代感覚で響いてくる作品で、随所に滲み出るゴスペルのルーツやしゃがれた声はジョン・レジェンドにも通じている。トベ・ンウィーグウェのラップ、キーヨン・ハロルドのトランペットも主役のソウル・ワールドを輝かせる。