カニエやボン・イヴェールのフックアップでも注目を集めたミネアポリスの才能、ジェレミー・ナッツマンのソロ・プロジェクトが4年ぶり3作目を発表。盟友ハンター・モーリーと共同制作され、前作の内省的な内容から一転したインディー・ファンクが中心。先行カット“Sinker”をはじめ、エクスペリメンタルでありながらも聴く者を魅了する独創的なサウンドは、近年のシンガー・ソングライターのなかでも頭ひとつ抜けている。