ボーイズノイズから2作目をリリースして以降はご無沙汰だったスパンク・ロックだが、そのMCであるナイーム・ジュワンが初のソロ名義作をリリース。ビートの傾向は違えど柔軟な語り口は健在。スワンプ・ドッグとジャスティン・ヴァーノンを迎えたブルージーなアンビエント“Simulation”、ヴェルヴェット・ネグロニとの不気味でドープな“Let Us Rave”などが並ぶなか、ノリでかますアマンダ・ブランクらとの“Woo Woo Woo”が良い。