〈ラブソングだけを歌い続ける〉と自称するロック・バンドのメジャー初アルバム。別れの寂寥感と新たな一歩を踏み出す姿勢が窺えるミディアム・バラード“愛の縫目”、バンドマンには耳が痛い(!?)“ex.ボーイフレンド”など、恋愛のロマンティックな部分や冷静でいられない心模様を楽曲に昇華させるのが本当に上手い。今後はドラマ/映画の主題歌にも起用されそう。