マシュー・スウィートとのタッグも含めてカヴァーづいているスザンナだが、『Bright Lights』に続く2年ぶりのソロ新作もカヴァー・アルバムだ。ただ、スタンダードでも懐メロでもなく、ホリー・ハンバーストーンの“Deep End”やジョイ・オラドクン“If You’ve Got A Problem”など若い世代の楽曲も積極的に取り上げているのが興味深い。自由に楽しむ姿が浮かぶような好盤だ。