『12 Memories』(2003年)ばりに素っ気ない表題ながら、フラン・ヒーリーが全曲を単独で書いたアルバムがそれ以来となれば、意味のあるタイトルにも思えてくる。コールドプレイやマムフォード&サンズのエンジニアを務めるロビン・ベイントンを共同プロデューサーに迎えた4年ぶりの新作。それゆえかアメリカーナ調の意匠もあれば、ブレイク期を思い出させる美しいメロディーもある。スザンナ・ホフスとの“The Only Thing”が収穫。