トロントからナッシュヴィルに出かけ、かの地のヴェテランたちと作ったものの、カントリーの一言に収まらない作品になった点がやはり聴きどころ。バハマスを名乗るカナダのシンガー・ソングライターの6作目。カントリー・ファンク、AOR、ダイアー・ストレイツ風といった個性が顕著な曲のみならず、カントリーにティンパニやエレピを交える音色使いのユニークさにも耳を傾けたい。