地元カナダで録音した昨年リリースの7作目がCD化。タイトルの意図は不明ながら、初期を思わせるインディー・フォークや近作に顕著なファンクのアプローチ、そして前作のカントリー趣向が混ざり合い、キャリアを総括したようなムードもなくはない? ジャック・ジョンソン譲りのレイドバック具合はもはや職人技の域だし、ジャケとは逆に〈Best〉の間違いであってほしいです。