Apple Musicが〈100ベストアルバム〉のリストを本日5月14日に発表した。
〈100ベストアルバム〉は、Apple Musicが歴代のアルバムの中から最も優れた作品を厳選した記念すべきランキング。Apple Musicが誇る専門家チームのほか、マレン・モリス、ファレル・ウィリアムス、J. バルヴィン、チャーリー・XCX、マーク・ホッパス、ハニー・ディジョン、ニア・アーカイヴスなど選りすぐりのアーティストや、作曲家、プロデューサー、業界のプロフェッショナルが手がけているという。
このランキングは、Apple Musicのストリーミング回数を一切考慮することなく独自に編集したもので、音楽を愛する人たちが生活し、音楽を楽しむことができるこの世界を形づくってきた、数々のアルバムに向けたラブレターになっているそうだ。
100作は、Apple Musicがカウントダウン形式で発表し、本日から毎日10作品ずつ、10日間かけて公開される。公開にあわせてマイクロサイトが新設されたほか、新しい限定コンテンツやApple Music Radioの独占エピソードなども公開される。カウントダウンのクライマックスを迎える最終日には、Apple Musicが選ぶ歴代アルバムトップ10がラジオのスペシャル番組で発表される。
Apple Musicのコンテンツとエディトリアルのシニアディレクターであるレイチェル・ニューマンのコメントは次のとおり。
「100ベストアルバムには、音楽を愛する人のために究極のサービスを提供する
Apple Musicらしい要素が凝縮されています。このランキングは人の手によるキュレーションの真骨頂であり、音楽が紡ぐ物語への理解や、非常に豊富な音楽知識に加えて、深い愛情が感じられます」
本日公開された最初のアルバム10作品を見ると、〈100ベストアルバム〉に対するApple Musicの独自の視点が伺える。10作品のうち、21世紀のアルバムが7作品を占め、90年代からは2作品、70年代からは1作品だけが選出されている。ジャンルは多岐にわたり、現代のアーティストをはじめ、音楽や周囲への影響を通じて今世紀を形づくってきたアーティストに焦点を当てるとのこと。
100.『Body Talk』、ロビン
99.『Hotel California』、イーグルス
98.『ASTROWORLD』、トラヴィス・スコット
97.『Rage Against The Machine』、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
96.『Pure Heroine』、ロード
95.『Confessions』、アッシャー
94.『Untrue』、ブリアル
93.『A Seat At The Table』、ソランジュ
92.『Flower Boy』、タイラー・ザ・クリエイター
91.『Listen Without Prejudice, Vol. 1』、ジョージ・マイケル
さらに、〈100ベストアルバム〉に関するラジオ番組をApple Music Hitsで楽しむことができる。Apple Music RadioのDJが24時間体制で贈る特別番組や、太平洋標準時間午前9時(日本時間翌日午前1時)から毎日放送される特別番組が聴けるほか、Apple MusicとApple Podcastでは、オンデマンドで聴ける限定コンテンツも毎日配信される。
最後の10枚のアルバムは米国時間5月22日(水)に発表され、同時にランキングについて語り合う特別番組がApple Musicで全世界に向けて配信される。この番組にはナイル・ロジャースとマギー・ロジャースがゲストアーティストとして登場し、Apple Musicのゼイン・ロウとエブロ・ダーデンとともにランキングを振り返る。
ゼイン・ロウは、〈100ベストアルバム〉に選出された全アルバムの曲をマッシュアップしたスペシャルDJミックスのキュレーションも担当する。Apple Musicは、カウントダウン終了後もさらに1週間、Apple Music Hitsで〈100ベストアルバム〉のラジオ特別番組を配信する。
Apple Musicが選ぶ史上最高のアルバム100枚。どんな作品が選ばれているのか、これから毎日の発表が楽しみだ。