〈メタル界のレディー・ガガ〉という惹句は言い得て妙。アッシュ・コステロ嬢をヴォーカルに擁する5人組の5作目は、ヘヴィー・ロックを軸に優れたメロディーで大衆性もアピール。また、ヘイルストームやイン・ディス・モーメントと共作した作家陣も強力援護。冒頭曲“Vampyre”の激重音にシビれつつ、ゴシック調の“Burn It All Down”では妖艶な魅力を放つ。