原点回帰とも言えるラテン・ヴァイブスが全開にされた2年ぶりの3作目。陽気なホーンが鳴り響き、グルーヴィーなパーカッションが小気味良く下半身を刺激。レイドバックしたギターが夕陽を眺めているかのような、まったり気分を運んでくれる。ナイジェリア人シンガーのカーロ、米国人ラッパーのチャンネル・トレス、ブラジル人MCのボラなど多彩なゲストを取り揃え、さらに“Spiral”のMVにはスーパーモデルのハイディ・クルムまで登場。英語とポルトガル語をごちゃ混ぜにしたナンセンスな歌詞や曲名からは、シリアスに考えすぎず、ゆる~くやりましょ、という2人の人生観も窺える。