アラバマ・シェイクスベン・ターナーがプロデュースを買って出た、ホワイト・ボーイ7人組の初アルバム。録音はマッスル・ショールズで行われている。とにかくヴォーカリストの存在感が凄くて、本気で往年のサザン・ソウルを追求し、耳の肥えたリスナーも納得するであろうパフォーマンスを披露。それでいて、演奏は〈レトロ〉に収まりきらないポップな爆発力を兼ね備えているのだから、これは人気が出そうですね。