今年に入って京都から上京した5人組のニューEP。鎮座DOPENESSとささやかなポジティヴィティーを浮かばせる先行曲に加えて、阿南智史ら元PAELLAS組がスタジオワークで貢献した新録を含む6曲が並ぶ。三十路に突入したバンドマンの気持ちを映した“世界に君一人だけ”を筆頭に、より正直に熱心に音楽と向き合う彼らの現在が詰まったソウルフルな力作だ。