2025年2月23日(日)に渋谷WWWで〈Area No.9〉が開催される。〈先進と邂逅の音楽祭〉と銘打たれたこのイベントには、downy、world’s end girlfriend、トクマルシューゴ、AIR-CON BOOM BOOM ONESAN、バスクのスポーツ、 henrytennis、MellMell、CARATORIUMの8組が出演。国内外で高い評価を獲得するベテランから、新進気鋭の若手まで、ジャンルも編成も横断したオルタナティブなラインナップが非常に興味深い。
このイベントの開催を前に、AIR-CON BOOM BOOM ONESAN、オクムラヨシヒト(MellMell/henrytennis)、トミー(henrytennis)による鼎談を実施。お笑い芸人の〈エアコンぶんぶんお姉さん〉として活動しながら、電気グルーヴの初期メンバーとしても知られるCMJKのプロデュースでアーティストデビューをしたAIR-CON BOOM BOOM ONESANは、当初のノーウェーブ/シンセウェーブ的な作風からアンビエントやドラムンベースにまで幅を広げたファーストアルバム『AIR-CON BOOM BOOM ONESAN REPUBLIC』が話題を呼んだが、音楽専門媒体でのインタビューは今回がほぼ初めて。「YouTubeも全部見ている」とファンを公言するオクムラとともに、まだ謎の多いこんねき(エアコンぶんぶんお姉さんの愛称)のアーティスト性を掘り下げつつ、サックス奏者であり、役者でもあるトミーとともに、音楽への向き合い方についても語ってもらった。
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出演者も興奮する豪華なメンツのすげえフェス
――〈Area No.9〉の出演者は非常に雑多というか、他ではあまり見ない組み合わせだなと思いますが、こんねきさんは今回のラインナップについて、どんな印象を持っていますか?
こんねき「私は音楽には全然疎くて、それでも知ってる方がいらっしゃったから、混ぜてくれて本当にありがとうございます! めっちゃ嬉しいです」
――ちなみにどなたを知ってました?
こんねき「(フライヤーを見ながら)こちらとこちらとこちら」
――world’s end girlfriend、トクマルシューゴ、バスクのスポーツ。
こんねき「インターネットで見て、〈やば、かっけえ〉と思って、そしたらお会いできることになったので、めっちゃ嬉しい!」
――トミーさんとオクムラさんは今回のイベントに対してどんな印象ですか?
トミー「すげえフェスだなって。CARATORIUMとバスクのスポーツは共演したことがあって。downyはベースのまっちょさん(仲俣和宏)と即興のバンドを何回かやったことがあるので、彼のプレイがすごいのはわかってました。world’s end girlfriendは昔から気になってて、1リスナーとしていつかライブに行けたらいいなと思ってたら、先に共演することになったっていう、自分の中ではすごい驚きで、お客さんとしてもめちゃくちゃ楽しみ。もちろんプレイする側としてもめっちゃワクワクしていて、今から興奮してます」
オクムラヨシヒト「僕もすごく豪華なメンツだと思っていて。world’s end girlfriendは世界的にも有名だし、トクマルシューゴやdownyも有名ですけど、自分はみんな知り合いで。あと、CARATORIUMは比較的最近知り合った若手バンドですけど、大編成でコンテンポラリー系ジャズの枠組みを超えるような面白いことをしていて、このフェスでは輝くだろうなって思います。そういう今後が楽しみになるようなバンドだったり、昔一緒にやってた仲間だったり、先輩だったり、そういう人たちとまた一緒にやれることが嬉しいですね。
こんねきさんに関しては、電気グルーヴが好きな友達がいて、そいつから教えてもらったんです。〈中途半端な感じだろうなと思ってたら、ガチだった〉と言ってて、聴かせてもらったらホントにガチだったので、めちゃくちゃかっこいいなと思って」