前作『Work Of Art』でさらに躍進したナイジェリアの雄は、このたびCD化された3作目でさらに前進している。セントラル・シーとの“Wave”やマイク・ディーン制作でトラヴィス・スコットと組んだ“Active”、さらにストームジーやウィズキッドといった各国のスターが並ぶ華やかさは格の向上を示したものだとして、フジなど伝統的な自国の音楽に目を向けた作りも興味深い。エネルギッシュなハウスの“Uhh Yeahh”、メアリーJ・ブライジ“Real Love”をチョップしたメロディアスな“Whine”など楽曲の振り幅も広がり、ラストの雄大な“Fuji Vibe”までひたすら楽しめる。これは良いです!
アシャケ(Asake)『Lungu Boy』トラヴィス・スコットら華やかな客演で格の向上を示す ナイジェリア音楽にも目を向けた新作がCD化
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