10年代初頭に華々しい活躍を見せたブライトンのラップ・デュオが、解散と再結成を経てサード・アルバムを完成させた。その間に大きく様変わりした現行シーンのトレンドに擦り寄るつもりもなく、小気味良くメロウでメロディアスな“Javelin”などの徹底したマイペースな作法は粋な余裕を感じさせる。DJプレミアのスクラッチをフィーチャーした“Undefeated”もいい感じだ。