後にプロデューサーとして活躍するNY出身の女性シンガーの、ボブ・クルーのプロデュースで発表された69年作がリイシュー。この時代らしくジャンル未分化なロック/ソウル・ナンバーが賑々しく並び、ファンキーかつサイケデリックなアレンジで聴かせる。風情のある歌声は独特な雰囲気で、後年ローラ・ニーロやジョニ・ミッチェルを引き合いに出して評価されたというのも頷けるか。