韓国系ニュージーランド人であるハンビーの、2024年のファースト・アルバムがCDで登場。リヴァーブが深くかかったドリーミーな楽曲群を聴くと、10年代に隆盛したチルウェイヴが脳裏に浮かぶ。“maybe baby”など、ハウスの要素が見られるのも印象的。ロリポップのように甘い歌声が響きわたる“park”では、心地良いメロディーを紡げる高い作曲力が光る。