カナダ音楽界の良心が久方ぶりにロンドンで録音した通算18枚目。ロビー・マッキントッシュが何曲かでギターを弾いているのも胸アツだが、多様なエッセンスが有機的に絡み合い、彼の歌世界が豊かな彩りと拡がりを見せるあたりこそが肝要なポイント。シェルビー・フリントの名曲とは同名異曲の“Angel On My Shoulder”など美麗なストリングスが絡む楽曲が絶品なんである。