AKB48卒業後はコンスタントにソロ曲を重ねて、これは約1年ぶりのサード・アルバムだ。幕開けの“インコンプリート”で始まる前半では荒ぶる内面をロック系メインのサウンドで爽快に表現し、後半のスロウや軽やかなアップ・チューンで見せる明るさや柔和さも魅力的。全曲を自身で作詞するなか、作曲にも挑戦した“あなただけを求めてる”が無防備すぎて胸を打たれる。