STU48のサード・シングル『大好きな人』のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈TOWER PLUS+〉の臨時増刊号 〈別冊TOWER PLUS+〉を発行! 石田千穂、今村美月、岡田奈々、瀧野由美子の撮り下ろしカットとインタヴューを掲載した誌面より、このページではインタヴューを特別に掲載いたします!! 別冊TOWER PLUS+は、タワーレコード全店にて配布中!
※タワーレコードオンラインは除きます。※別冊TOWER PLUS+は無くなり次第終了となります。※天候や交通事情により入荷が遅れる場合がございます。
瀬戸内7県がホームなだけに海が一番似合うSTU48が、満を持して夏シングルをリリース! 爽やかなサマーチューンとなったサード・シングル『大好きな人』について石田千穂、今村美月、岡田奈々、瀧野由美子の4人にインタヴュー!
――半年ぶりとなるサード・シングルは『大好きな人』!
瀧野「今回の表題曲“大好きな人”は全員選抜で、メンバー全員で歌わせていただいています。船上劇場も出来て、そこで新しい公演も始まって、いま一度全員で頑張りたいなと思っていたこのタイミングにシングルの表題曲を全員で歌わせていただけるのがすごく嬉しいです。この機会にグループとしても私個人としても、もっと伸びていきたいです」
石田「今年の2月に前作『風を待つ』がリリースされて、そこから半年はとても早く感じている中で、もう次の新曲を出せることにびっくりしました」
今村「『風を待つ』もたくさんの方に聴いていただけて、私達も少しずつ成長を感じているんですが、全員で3枚目のシングルを歌うことでもっと成長できるじゃないかって思っています」
――この“大好きな人”はどんな曲に仕上がりましたか?
岡田「変化球のないストレートな歌詞で、好きだけどその人のためにあえて自分から別れを切り出すという内容が切ないです」
今村「STU48は、いままで切ない表情で歌うことがあまりなかったので歌で切なさを表現できるように頑張りたいです」
石田「別れの悲しい気持ちを歌っているんですが、でも大好きな人の未来のために自分が〈頑張れ!〉って応援しているところが素敵です。STU48の卒業メンバーのことを思って私自身も同じ気持ちになりました」
岡田「切ないけど、泣き笑いしてしまうような素敵な曲なので、いつか自分がSTU48を卒業する時がきたとしたら、この曲を歌いながらメンバーに見送られたいという気持ちになりました」
――振り付けの見所は?
岡田「メンバー全員という大人数ならではの振り付けで、順番に動いていくカノン形式(1つの振りを数拍ずつずらす踊り方)のダンスが多いのがこれまでにない特徴です」
石田「2コーラス目のサビで、波を作っていくダンスがあるのですが、そこはメンバー全員だからこそキレイに見えて素敵なんです。それぞれ動きが違うので、リハーサルの時にカウントが分からなくなってしまって。そうしたら奈々さんが〈歌詞のここが自分の振りの始まりだよ〉ってみんなに教えてくださってキレイに仕上がりました」
――MVもSTU48ならではですね。
瀧野「完成した船上劇場で撮影したのですが、前作『風を待つ』のカップリング曲“出航”では改造工事中の船内で撮影していたので、両方の映像を見比べていただければ、ステージの完成前と完成後がすごくよく分かると思います。今回も屋上デッキで踊ったり、船内のさまざまな場所で撮影しているので、私たちの自慢の船上劇場をたくさん見ていただきたいです!」
岡田「大切な人の背中を押すためにみんなで集まっているようなストーリーで、私は東京から駆けつけるという役でした」
瀧野「撮影では二日間で約500人のファンの方に集まっていただいたんです。みなさんにも振り付けがあって、それを見ていると、自分達だけでSTU48ということではなくて、ファンの方と一緒に私達がいるんだなっていうことをすごく感じました」
今村「このMVを観て、聖地巡礼のような気持ちで私達の船上劇場に来ていただくのもおもしろいですよね。デッキに出て同じ場所に立っていただいたり、船内のいろんな撮影場所を見つけてもらえると嬉しいです」
――そしてセンターは今回も瀧野さん!
瀧野「3作連続でセンターに選んでいただけてとても嬉しいですし、毎回シングルがリリースされるたびに、これが最後のセンターだという気持ちで挑んでいます。今回は全員選抜なのでより注目していただけるポジションを任されたので、より責任を感じています。STU48はみんな個性が豊かで可愛いくて、どのメンバーでもセンターで輝けるグループなので、全員のことをよく観ていただけるような作品にしていきたいです。
――完成した船上劇場での公演も始まりました。
岡田「実は私はまだスケジュールの都合で初日しか出られていないので、ファンの方が握手会で船上劇場に行かれた回数を報告してくださると、〈私よりもたくさん行っているんだ〉って、ちょっと悔しい気持ちになります(笑)。出演すればするほど、実力や技術面で成長できる公演だと思うので、次に自分が出演できた時にレヴェルアップしているメンバーの姿を見るのが楽しみです」
瀧野「本当にこの公演で学んだことがたくさんあります。また、いままでのAKB48グループとも全く内容が違う公演なので、他のグループの公演に行かれている方にも観ていただきたいですし、私達のことをあまり知らない方にも是非ご覧いただきたいです。きっとこの公演がこれからのSTU48が活動していく土台になっていくと思います」
石田「AKB48グループ以外のカバー楽曲を劇場公演で歌っているのってSTU48だけだと思います。それと私達の劇場は他と違って緞帳が無くて、波に見立てた青い幕が観客のみなさんの上を通る演出があるんですが、ステージから見ているとみなさんが網にかかっているように見えるので、公演でファンの方の心も捕まえられたうれしいです(笑)」
今村「船が揺れるとステージに立っているメンバーがみんな揺れているので、その姿を見られるのも船上劇場ならではの楽しみです」
岡田「みんなワカメみたいだよね(笑)。一列にならんで止まっているときは、みんなユラユラしています」
――シングルでは初めての夏曲ですね。
石田「防波堤に座って聴いてみたいです。この曲の後半の振り付けで、防波堤にならんで手を振るシーンがあるんですが、その情景がピッタリきます」
今村「私は山に囲まれて育ったので、ぜひ海に行ってこの曲を聴いていたいです。船上劇場のデッキで風に吹かれながら聴くがオススメです」