滝沢朋恵のニューアルバム『eden*』の詳細が発表された。
北海道のシンガーソングライター、滝沢朋恵。彼女の新作『eden*』は、前作『AMBIGRAM』から2年ぶりのアルバムになる。先日、新曲“eden”のリリ-スについてお伝えしたが、本作の詳報が届けられた。
物憂げで優しい独特なトーンが目を引くジャケット写真は、磯部涼の著書「ルポ川崎」の撮影や宇多田ヒカルの全国ツアーの写真集「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 NINE STORIES」などで注目を集める気鋭の写真家、細倉真弓が担当。CDのアートワークは滝沢自身によるもので、ポップとシリアスを往来するものだとか。
『eden*』には前作に増して多種多様なミュージシャンたちが参加しており、漫画家としても知られる劔樹人(LOLOET)がベース、hamachi(LOLOET、HUGENほか)がドラムスとパーカッション、デモやサウンドデザインから深く関わったCookie(sheeplore)がギターとシンセサイザー、遠藤ふみがピアノ、池田若菜(THE RATELほか)が前作に引き続きフルート、South Penguinのサポートでも知られる奥住大輔がサックスを演奏し、楽曲に彩りを与えているという。
さらにシンガーのCHIYORIやラッパーなのるなもないとの共作アルバムが話題になったプロデューサーのYAMAAN、前作のプロデューサーとエンジニアを務めた宇波拓がトラックの提供とアレンジで参加している。また2024年からトラックメイクをおこなってきた経験を活かし、滝沢自身が打ち込みで制作した曲も収録。
収録曲のうち世田谷RECスタジオにて録音された数曲は、Michiro Inatsugがレコーディングエンジニアを務めた。ミックス・マスタリングはVOLOJZAなどとの活動で知られるラッパー/プロデューサーのLEXUZ YEN(OGGYWEST、Die, No Ties, Fly)が担当し、トラックの提供から全曲のアレンジ、プロダクションにも関わり、バンドサウンドや打ち込み、弾き語りが渾然一体となった『eden*』をまとめ上げたそうだ。
そして『eden*』のCDをタワーレコードで購入すると、“echo (ambient live ver.)”をダウンロードできる〈未発表音源DL QRコード付きシート〉がオリジナル特典として付属する。
本作のリリ-スに際して、シンガーソングライターの柴田聡子と批評家の佐々木敦滝沢からコメントが届いている。先輩の柴田と滝沢は神保町 試聴室での共演など以前から親交があり、佐々木はレーベルHEADZのオーナーとして滝沢の過去3作をリリースしてきた。
滝沢さん、ニューアルバムほんとうにおめでとうございます!
滝沢さんの新しい作品が聴くことが出来て私はすごくうれしいです。
一曲一曲聴いていくごとに気持ちがエキサイティング。
全編全身全霊で作ってくれてほんとうにありがとうございます!
柴田聡子
滝沢朋恵は間違いなく、ある種の天才である。
この「ある種の」が問題なのだが。
非凡なソングライティングと多様なアレンジへの関心。
ある意味でそれ突き崩す、不安定な声と歌の魅力。
この「ある意味で」が重要なのだ。
本作で二つの「ある」は更に先に進んでいる。
佐々木敦(HEADZ)
なおアルバムからは、“forever (short ver.)”“舟”が先行シングルとして配信されている。
プレスリリースによると、〈ゆれる美しい歌や、比類なきコード進行は健在ながら、アシッドフォーク、サイケ、R&B、アンビエント、J-POP……ジャンルを超越した豊潤なサウンドが、彼女の底知れぬ創造性を物語っている〉とのこと。ぜひ手に入れてほしい一枚だ。
RELEASE INFORMATION
リリ-ス日:2026年1月1日(木)
品番:NLG001
価格:3,300円(税込)
TRACKLIST
1. echo
2. 波をこえていく
3. eden
4. 舟
5. forever
6. 色 / coloring
7. 冒険
8. ピポピポ
9. so far
10. ホワイトアウト
11. まだ
12. すすき
produce, mix & mastering by LEXUZ YEN
arrangement by LEXUZ YEN (M1-8, 10-12), 滝沢朋恵|Tomoe Takizawa (M1, 3, 5, 8, 9, 10), Cookie (M9, 12), 宇波拓|Taku Unami (M11)
hamachi:drums (M1, 2, 5, 7, 10) & drum arrangement (M8)
劔樹人|Mikito Tsurugi (LOLOET):bass (M1-3, 5, 7)
Cookie (sheeplore):guitar (M1-5, 7, 8, 9, 10, 12), synthesizer (M9, 12) & sound design (M12)
遠藤ふみ|Fumi Endo:piano (M1, 2, 5, 6, 7, 10) & keyboard (M2)
奥住大輔|Daisuke Okuzumi:sax (M5, 7)
池田若菜|Wakana Ikeda:flute (M5, 10)
YAMAAN:programming (M6)
宇波拓|Taku Unami:programming (M11)
Michiro Inatsug:band recording(M1, 2, 5, 7, 10)
- at Setagaya REC Studio
photo:細倉真弓|Mayumi Hosokura
artwork & design:滝沢朋恵|Tomoe Takizawa
■取扱店舗一覧
<タワーレコード>
オリジナル特典 - echo (ambient live ver.)
タワーレコード渋谷店
タワーレコード新宿店
タワーレコード札幌パルコ店
タワーレコード吉祥寺パルコ店
タワーレコード横浜ビブレ店
タワーレコード名古屋パルコ店
タワーレコード梅田NU茶屋町店
タワーレコードなんばパークス店
タワーレコード オンライン
ほか
PROFILE: 滝沢朋恵
1991年生まれのシンガーソングライター。北海道出身/在住。武蔵野美術大学在学時よりライブや音楽制作を本格的に始め、卒業年度の2014年に1stアルバム『私、粉になって』、2016年に2ndアルバム『a b c b』を共に佐藤優介(想像力の血、カメラ=万年筆)のプロデュースでリリース。その独特な世界観と、ガットギターによる弾き語りが重ねられた緻密なサウンドデザインで話題になる。また2018年に都内のインプロビゼーションシーンでの活動のなかで高校生時代から作りためていたインプロ作品を再構築した作品『Breathing』を水道橋Ftarriのレーベルよりリリース。同年に柴田聡子とのデュオ・バナナジュースでのシングルを発売。ほかにも活動形態はさまざまで、デュオではテンテンコ、ビートメイカー名義のtachyonではMCビル風とのデュオや、角銅真実や網守将平アルバムへの参加、アイドルグループ・少女閣下のインターナショナルへの曲提供などの様々な活動形態で活躍。演劇の舞台ではバストリオ、青年団リンク キュイ、三野新の作品に参加するなど幅広い活動を続けたのち、2018年にツバメスタジオの君島結をエンジニアに迎えた『amphora』をリリース。それ以降、活動拠点を地元の北海道に移し、マイペースに活動を続けるが、2023年に宇波拓プロデュースによる5年ぶりのアルバム『AMBIGRAM』でカムバック。2024年に元ニコーリフレのオーナー・エレガント渡会が監修したサウナ施設〈SAUNA Otaru arch〉の館内すべてのアンビエントミュージックを担当した。そして2026年1月、さまざまな活動の集大成であり、新しいステージへの第一歩となる5thアルバム『eden*』をリリースした。
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