国内のアンダーグラウンドなダンス・ミュージックのシーンをサポートし続けてきたDJによる初のオリジナル作。全編を通じてSF的な物語を表現しており、ハード・ミニマルやダブステップの作法をベースにしてノイズ〜アンビエントも採り込んだイマジナリーなサウンドスケープを作り上げている。ダブステップのヘヴィネスに溢れる“Overload”やミュージック・コンクレートとダブ・テクノを衝突させた“Cogitation”、初期AFXを思わせるアシッド“Transition”などで展開される呪術的なグルーヴが凄い。クラブ・ミュージックのドープな効能を突き詰めた結果として前衛的な電子音響に到達してしまったかのような作品。
KEIHIN『Chaos and Order』クラブミュージックのドープな効能を突き詰め、前衛的な電子音響に到達した初オリジナル作