昨年末より予告していた4年ぶりとなる13枚目。〈種は眠り、水に目覚め、果実となって響き始める〉というキャッチコピーを掲げて数曲を2月の配信EP『種』を通じて発表し、続く全国ツアー〈水〉でも新曲を披露、そこでの観客からの反応やエネルギーを滋養として実らせたアルバムという格好になる。軽やかで疾走感溢れる“ヴィヴァーチェ”、NHK広島〈被爆80年プロジェクト〉のテーマソングで、平和や未来への思いを繋ぐ“言伝 ―ことづて―”など、前作以降にリリースしたものも含めて、言葉一つ一つの説得力の高さ、圧倒的な熱量を込めた濃密な楽曲に、魂を揺さぶられる仕上がりだ。