ポルノグラフィティのニューアルバム『果実』のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン「TOWER PLUS+ ポルノグラフィティ 特別号」を発行! ここでは中面に掲載されたレビューを掲載いたします。「TOWER PLUS+」はタワーレコード全店にて配布中です!※ *TOWER PLUS+編集部
※「TOWER PLUS+」は無くなり次第終了となります
※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます
ポルノグラフィティが13枚目のオリジナルアルバム『果実』をリリースした。2026年2月リリースのEP『種』から始まり、『種』の収録楽曲や新曲が28箇所35公演を廻る全国ツアーでブラッシュアップされ、13枚目のアルバム=『果実』で結実するという一大プロジェクトとなった本作。ライブで育まれ、磨きのかかった〈果実〉を解剖してみると、彼らの音楽へ向き合う姿勢が見えてきた。
ツアーで育んだ楽曲が『果実』として実る
ポルノグラフィティのアルバム『果実』は、生命のサイクルそのものを表すようなコンセプトのもとで制作された。
起点となったのは、2月に配信リリースされたEP『種』。この作品に収録された楽曲(“峠の鬼”“土竜”“SETOUCHI BOYS”“デッサン#4”“はみだし御免”)は全国ツアー〈20thライヴサーキット“水”〉で演奏され、さらなる進化を果たすことになる。特筆すべきは、このツアーのセットリストには未発表の新曲4曲も含まれていたこと。ステージで披露し、観客の反応を受け、アレンジや演奏が少しずつブラッシュアップされていく。その過程は2人が掲げた〈種は眠り、水に目覚め、果実となって響き始める〉というプロセスとリンクし、ツアーが進むにつれて豊かさを増していった。そして、このプロジェクトのゴールが、通算13作目のオリジナルアルバム『果実』というわけだ。
ライブを通して新曲を育て、それをアルバムとして結実させる。このプロジェクトを実現させるためには周到で綿密な準備、そして、メンバー自身の高い意欲が必要不可欠。つまり今のポルノグラフィティの創造性は何度目かのピークを迎えつつあると言っていいだろう。
シングル“THE REVO”(アニメ「僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON」OPテーマ)、EP『種』の収録曲、〈“水”〉ツアーで披露された楽曲を中心に構成された『果実』。本作のオープニングを飾るのは、ツアーでいち早く演奏された“スペース・ヴァンガード”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)だ。〈人類最後の少年を乗せたスペース・ヴァンガード〉をモチーフにしたSF的世界を描いた歌詞、ハードロックやエレクトロなどを融合させた壮大なサウンドが一つになったこの曲から伝わってくるのは、まったく先の見通しが立たない現在の世界の姿。あまりにもシリアスな情景とともに、アルバム『果実』は幕を開ける。
アルバム前半の軸を担っているのは、ツアーで披露された楽曲や新曲たち。キレのいいギターから始まり、疾走するビート、心地よいグルーヴを生み出すベースライン、華やかなストリングスが解放的なサビのメロディを際立たせる“ヴィヴァーチェ”(作詞:岡野昭仁/作曲:新藤晴一)。南米的な雰囲気のアコギ、エキゾチックな音像が印象的な“マスク・ド・カメロ”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)。これらの楽曲から感じられるのは、ポルノグラフィティが培ってきた音楽性がさらに豊かに広がっているという事実だ。
デビューから27年、ポルノグラフィティの音楽はより豊かに
音楽的なトライアルが施されているのも本作のポイント。その一つが新録曲“内緒のしょ”(作詞・作曲:新藤晴一)だ。ジャズをベースにした洗練されたグルーヴ、和的な雰囲気をまとったメロディを軸にした構成は明らかに新機軸。岡野のボーカルとボコーダー処理されたもう一つの声が絡み合い、死生観を想起させるリリックが広がるアレンジも斬新だ。歪んだギターサウンドが突き刺さる“Plastic viper”(作詞・作曲:岡野昭仁)もインパクト十分。荒々しい攻撃性を帯びたボーカル、〈毒を喰らわば皿まで/不適合者ならば上等〉というフレーズを含め、このバンドのアグレッシブな要素がダイレクトに表れた楽曲と言えるだろう。
“言伝 ―ことづて―”(作詞:新藤晴一/作曲:岡野昭仁)も深く心に残る。NHK広島「被爆80年プロジェクト わたしが、つなぐ。」のテーマソングとして制作されたこの曲は、原爆投下の3日後に走った路面電車〈一番電車〉をモチーフに、半年以上かけて完成させた楽曲だ。個人的にもっとも響いたのは、〈たとえ小さな声だとしても決して無力じゃないの〉という一節。世界を見渡せば、今もいろいろな場所で戦火が広がり、多くの命が失われている。何かしたい、どうにかしたいと思いながら、何もできないという無力感に包まれている人も多いだろう。そんな状況のなか、“言伝 ―ことづて―”という楽曲が存在していることの意味はとても大きいと思う。
アルバムの最後は“残響”(作詞・作曲:新藤晴一)。〈“水”〉ツアーの最中に制作され、ツアーの終盤に披露されたこの曲は、〈離陸を待つ機内の窓からは/雨に濡れる東京が見えた〉というフレーズで始まるバラードナンバー。過去を思い起こし、未練にも似た感情を紡ぎ出す岡野の歌、そして、ノスタルジックな思いを映し出す新藤のギターが共鳴する瞬間は、このアルバムの充実ぶりを象徴している。
種は眠り、水に目覚め、果実となって響き始める。そんなテーマを掲げて生み出されたアルバム『果実』には、現在の彼らの芳醇な音楽性、そして、今もなお新たな表現を追求し続ける姿勢がはっきりと映し出されている。それを可能にしているのは、デビューからの27年間のなかで培ってきた音楽の土壌。自らが耕し、丁寧に育ててきたポルノグラフィティの音楽は、アルバム『果実』によってさらに豊かさを増していくことになるだろう。
『果実』へとつながる〈20thライヴサーキット“水”〉を映像で追体験
アルバム『果実』と同時にリリースされるライブ映像作品「20thライヴサーキット“水” Live at SGC HALL ARIAKE 2026」も必見だ。

2026年2月から7月にかけて行われた〈“水”〉ツアーから、5月6日の東京・SGC HALL ARIAKEのステージを収録した本作。ステージには巨大な樹木をモチーフにしたセット、ステンドグラスの柄を配した岩のオブジェが置かれている。水滴を想起させるSEとともにメンバーが登場。〈冷たい水をください〉という文字がスクリーンに映し出され、岡野昭仁、新藤晴一の2人が“アゲハ蝶”の冒頭をゆっくりと奏でる。その叙情的な雰囲気を引き継ぎながら、1曲目の“サボテン”へと冒頭から一気に引き込まれる。
ライブの中心を担っているのは、EP『種』の収録曲。ヘヴィネスと鋭利な手触りを同時に感じさせるギターを軸にした“峠の鬼”では、スクリーンに赤い文字で歌詞が映し出される。90年代デジタルロックの進化形と呼ぶべきバンドサウンド、〈もう騙されんけぇ〉という岡野のキメゼリフ的な歌詞がカッコいい“土竜”、観客とのコール&レスポンスが楽しい“SETOUCHI BOYS”。リリースされたばかりの新曲たちがライブという場所でさらに進化し、成長していく。その瞬間を生々しい映像とともに追体験できるのだ。
さらにアルバム『果実』に収録された新曲、“アポロ”“ミュージック・アワー”などのヒット曲も網羅。凄腕のバンドメンバーたちと生み出される極上のサウンド、楽曲の世界観を際立たせる映像やライティングを含め、〈2026年のポルノグラフィティ〉をしっかりと体感できる作品だ。
INFORMATION
ポルノグラフィティの13枚目となるオリジナルアルバム『果実』のリリースを記念して、「TOWER PLUS+」の発行とタワーレコード店舗限定キャンペーンの実施が決定しました。
①「TOWER PLUS+」の配布
ポルノグラフィティが表紙のフリーマガジン「TOWER PLUS+」(B5変形)を無料配布。中面にはニューアルバム『果実』の魅力に迫るレビューを掲載。
サイズ:B5変形
配布期間:2026年9月9日(水)開店から
対象店舗:タワーレコード全店(一部休業店舗、TOWER VINYL店舗、オンライン、カフェを除く)
※「TOWER PLUS+」はより多くの方に手に取っていただきたいため、お1人様各1部までのお持ち帰りとさせていただきます。無くなり次第配布終了となり、増刷の予定はございません。また、お取り置きはできません。ご了承ください
※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます
②スペシャルレシートの発行
タワーレコード全店にてニューアルバム『果実』(完全生産限定盤・通常盤)、または映像作品「20thライヴサーキット“水” Live at SGC HALL ARIAKE 2026」をご購入の方にロゴを印字したレシートを発行いたします。
対象店舗:タワーレコード全店
期間:2026年9月8日(火)~2026年9月14日(月)
③13th Album『果実』発売記念パネル展
ニューアルバム『果実』の発売を記念してパネル展の開催が決定しました。
対象店舗:渋谷店/新宿店/池袋店/梅田NU茶屋町店/広島店
展示期間:2026年9月8日(火)~2026年9月14日(月)
※店舗によって開催期間が異なる場合がございます。詳細は各店舗にお問い合わせください
④店舗限定コラボポスター掲出
店舗限定でコラボポスターを掲出いたします。
※写真素材は3店舗とも共通の絵柄となります
対象店舗:渋谷店/新宿店/広島店
期間:2026年9月8日(火)~2026年9月14日(月)
詳細ページ:https://tower.jp/article/news/2026/09/03/n301
RELEASE INFORMATION
リリース日:2026年9月9日(水)
■完全生産限定盤(CD+Blu-ray)

品番:SECL-3350
価格:17,000円(税込)
封入特典:楽曲ステッカー、フォトブックレット
■完全生産限定盤(CD+2 DVD)
品番:SECL-3353
価格:17,000円(税込)
封入特典:楽曲ステッカー、フォトブックレット
■通常盤(CDのみ)

品番:SECL-3357
価格:3,500円(税込)
TRACKLIST
CD(各形態共通)
1. スペース・ヴァンガード
2. THE REVO
3. ヴィヴァーチェ
4. マスク・ド・カメロ
5. デッサン#4
6. 内緒のしょ
7. Plastic viper
8. 土竜
9. 言伝-ことづて-
10. SETOUCHI BOYS
11. 峠の鬼
12. はみだし御免
13. 残響
Blu-ray/DVD(完全生産限定盤のみ)
20thライヴサーキット “水” at SGCホール有明
1. サボテン
2. 月飼い
3. IN THE DARK
4. 一雫
5. マスク・ド・カメロ
6. アポロ
7. I believe
8. 峠の鬼
9. 土竜
10. デッサン#4
11. 暁
12. 渦
13. Zombies are standing out
14. SETOUCHI BOYS
15. ヴィヴァーチェ
16. アゲハ蝶
17. THE REVO
18. はみだし御免
19. 愛が呼ぶほうへ
EN1. ミュージック・アワー
EN2. ライラ
■購入特典
タワレコ先着:缶バッジ
※ご予約済みのお客様も対象となります
※商品ページで〈特典あり〉の記載がない場合は特典対象外となります
※複数枚を1回でご注文された場合、商品がすべて揃うまでに特典の保管期間(発売日より1カ月)を経過すると、自動的に特典付与対象外となります
※特典は生産過程で生じるスレがある場合がございます。不良ではございませんので交換対象外となります、予めご了承ください
※特典の数には限りがございます。限定数満了次第、終了とさせていただきます
※タワーレコード店舗とオンラインでは特典の運用状況が異なる場合がございます。店舗でのご購入で特典ご希望のお客様は、各店舗に運用状況をご確認ください
詳細ページ:https://tower.jp/article/feature_item/2026/07/08/0704

リリース日:2026年9月9日(水)
■Blu-ray
品番:SEXL-358
価格:8,000円(税込)
■DVD
品番:SEBL-373~SEBL-374
価格:8,000円(税込)
TRACKLIST ※Blu-ray/DVD共通
1. サボテン
2. 月飼い
3. IN THE DARK
4. 一雫
5. マスク・ド・カメロ
6. アポロ
7. I believe
8. 峠の鬼
9. 土竜
10. デッサン#4
11. 暁
12. 渦
13. Zombies are standing out
14. SETOUCHI BOYS
15. ヴィヴァーチェ
16. アゲハ蝶
17. THE REVO
18. はみだし御免
19. 愛が呼ぶほうへ
EN1. ミュージック・アワー
EN2. ライラ
■購入特典
タワレコ先着:缶バッジ
※ご予約済みのお客様も対象となります
※商品ページで〈特典あり〉の記載がない場合は特典対象外となります
※複数枚を1回でご注文された場合、商品がすべて揃うまでに特典の保管期間(発売日より1カ月)を経過すると、自動的に特典付与対象外となります
※特典は生産過程で生じるスレがある場合がございます。不良ではございませんので交換対象外となります、予めご了承ください
※特典の数には限りがございます。限定数満了次第、終了とさせていただきます
※タワーレコード店舗とオンラインでは特典の運用状況が異なる場合がございます。店舗でのご購入で特典ご希望のお客様は、各店舗に運用状況をご確認ください
詳細ページ:https://tower.jp/article/feature_item/2026/07/08/0704
EVENT INFORMATION
種と水と果実の収穫祭
開催期間:2026年9月8日(火)〜2026年9月13日(日)
開催場所:東京・渋谷 Shibuya Sakura Stage
開催時間:10:00〜21:00
詳細ぺージ:https://sp.pornograffitti.jp/13thal-20thlc/shukakusai/
