1. FILLMORE KILLIN IT
2. DS455 HIP HOP LIFE
イントロに続く「2~3曲目は地元をレペゼンする意味と敬意を込めて、横浜のヒップホップ・スターであり大先輩でもあるDS455、OZROSAURUSの名曲でスタート」。こちらは近作『Sunday Afternoon』(BAY BLUES/HOOD SOUND/Village Again)からの収録。
3. OZROSAURUS Profile
前曲の流れからDJ PMXビーツ繋がりでスムース・インだ。アイス・キューブ使いの直球Gモードで迫るこちらは、2012年作『OZBUM ~A:UN~』(BAY BLUES/ユニバーサル)に収録されていた人気のナンバー。MVにはFILLMOREもカメオ出演している!
4. NORIKIYO 何かが変
ハイペースに快作を連発するNORIKIYOだが、数あるFILLMOREミックスにおいても収録は今回が初! 「ラップのスタイル、鋭いメッセージ、音楽性が好きでいつか収録したいと思っていて、ようやく今回の作品で実現となりました」というこの佳曲は、『雲と泥と手』(諭吉)から。
5. KOHH 貧乏なんて気にしない
「なぜ彼が今のヒップホップ・シーンの先頭に立っているのか? その根本をしっかり伝えることを意識してこの曲を収録しました」というFILLMOREの言葉通り、ノリよりもエモーションから本質を捉えた選曲。傑作『MONOCHROME』(GUNSMITH)のトーンを象徴する剥き身の逸曲だ。
6. ANARCHY Right Here
メジャー・デビュー作『NEW YANKEE』(CLOUD 9 CLiQUE)からFILLMOREが選んだのは、「大きなフィールド、メジャーへの進出に対して〈仲間〉を大切に思う気持ちを表現しているメッセージに心を打たれた曲になります」。京都の清水寺で撮影されたMVも美しい。
7. AK-69 ONE
AK指折りの真摯なラヴソング。「自分の作品に欠かせない重要なアーティストであり、尊敬するアーティスト。ヒットソングが並ぶ中でも“ONE”は初めて聴いた時からずっと好きな曲」。なお、AKはファボラスとコラボしたニュー・シングル“Oh Lord”(MS)をリリースしたばかり!
8. JOYSTICKK PANORAMA feat. AK-69
そのAKを迎えたスケールの大きいナンバーは最新作『ZERO GRAVITY』(WESTAHOLIC/Pヴァイン)から。出来たばかりのMVを収録しているのも「昔からずっと仲間であり、ずっと一緒にヒップホップ・シーンを渡り歩いてきた同志」という間柄ならでは。
9. t-Ace ダレも知らないブルース feat. 般若
特殊メイクで両者が老人に扮したMVも衝撃的だったこの曲は、t-Aceの最新作『フザケタヒーロー』(Pヴァイン)に溢れたリリカルな魅力を代表する逸曲。FILLMOREも「縛られることなく自由に表現し、音楽性を伸ばしている唯一無二のアーティスト」と評する。
10. DAZZLE 4 LIFE ONE WAY
「残した声よ永遠に...」——志摩のコンビによるポジティヴな2010年の大名曲。5月に急逝したCMDの熱い言葉とT-TRIPPIN'のトークボックスの情熱的な絡みはいつ聴いても最高。新曲入りベスト盤『AMATERAS』(HOOD SOUND/Village Again)ももちろん必聴だ。
11. MUROZO×SiSY PUZZLE
12. MUROZO×SiSY Dear Stress
「熱いメッセージと力強いフロウを持つMUROZO、ハイセンスな音楽性と美しい歌声を持ったSiSY。WESTAHOLICの最重要アーティスト」によるコンビ作『PUZZLE』(WESTAHOLIC/Pヴァイン)から2曲。爽快でポップな前者に、ディープな後者、どっちも良い!
13. JOYSTICKK LOLLIPOP feat. KOHH(DJ KM Remix)
ふたたびJOYSTICKK『ZERO GRAVITY』からのピック。HAVIT ARTならではのビザールな妖しさに溢れたMVにゾクゾクさせられるはず。
14. KOWICHI Boyfriend #2(Remix) feat. YOUNG HASTLE, KOHH & DJ TY-KOH
「彼もJOYSTICKK同様、昔からずっと仲間であり、ずっと一緒にシーンを渡り歩いてきた同志」と話すKOWICHIの最新スマッシュ。オリジナルは最新作『The Diner』(WESTAHOLIC /Pヴァイン)に収録されていたものだが、配信されたばかりのこのエロ倍増リミックスは本作で初CD化!
15. RAIZEN ALL STAR feat. 迷子, MUROZO, KUTS DA COYOTE, KUROCODAiLL
2014年には『夢のつづき』(HUMAN MUSIC)を発表し、WESTAHOLIC作品でもお馴染みのRAIZEN。これはKUROCODAiLLの遺したヴァースを「この二人の絆は今も変わらない」との言葉通り甦らせたドープなGファンク。仲間たちのサポートもそれぞれ熱い!
16. J-REXXX M.U.S.I.C(still music dub)
ヒップホップ好きにも支持を広げるレゲエDJの、最新作『M.U.S.I.C』(DIGITAL NINJA)のパワフルな表題曲を本ミックス用のオリジナル・ダブで収録! 「初めて聴いた時の衝撃をヒップホップ・ファンにも自分の出来る限りを尽くして伝えていきたいと思い収録しました」。
17. 般若 #バースデー feat. SAY
「日頃からアーティストとしての意識の高さを学ばせてもらっている、尊敬する大先輩」で、本ミックス用にシャウトも寄せている般若。これは最新作『#バースデー』(昭和レコード)の表題曲で、無骨な父と優しい母が生まれてくる命に語りかけた壮大な一曲だ。
18. t-Ace ありがとな feat. pukkey
一方で天に向かって〈バースデー〉を祝うのが、『フザケタヒーロー』から選ばれたもう一曲。処女作『~treasure~』(HOOD SOUND/Village Again)も最高だったpukkeyの歌が甘酸っぱいラヴソングではあるが……MVが衝撃すぎる。
[Bonus Mixxx]
19. FILLMORE KILLIN IT(Reprise)
20. FILLMORE & SANDMAN Work Out Hard core Remix
以降はボーナス・ミックス。“Work Out”はYOUNG HASTLEの筋トレ讃歌で(般若+SHINGO★西成とのリミックスも)、ここではFILLMORE自身が「可愛いがってくれる先輩であり良きライヴァル、そして友」のSANDMAN(Trailers Trash)と共演。最新ソロ曲にもFILLMOREを招いていた。
21. LARGE-T NO DOUBT
「逆境を跳ね除け、音楽を通して挑戦し続けている」車椅子のラッパー、LARGE-T。初作『WHY YOU STILL...』所収の体当たりなハード・チューンだ。
22. KEN a.k.a. DEMIGOD keep goin’
FILLMOREも「熊本を代表するHOODSTAであり、WESTAHOLIC期待の新人アーティスト」と太鼓判を押す男の配信シングル。TWO-Jプロデュースの心地良いクルージング・ファンクに仕上がっている。
23. CIMBA BASARA
「世界標準である曲のクォリティーに注目してもらいたいです」というホーン使いが眩しいEDMトラック。FILLMOREのミックスには欠かせないシンガーの最新シングル“BASARA”(Buzzic)である。