2013年にリリースしたEPがミヒャエル・マイヤーの目に止まり、めでたくコンパクト入りしたデュオ、ウィーヴァルの初アルバム。ハートウォーミングなシンセ・ポップから静謐なテクノ・トラックまでサウンドの幅が広く、先行曲となったエレクトロ・チューン“I Don't Need It”などはインディー・ダンスやニュー・ディスコ方面のファンにも受け入れられるはず。名門のこれからを担っていく資質は十分だ。