特殊漫画家の名高い根本敬が手がけた奇跡の画集。音楽界にとっても漫画界にとっても至宝となる作品集、それがこの『ブラック アンド ブルー』。ストーンズの名盤の名を冠し、古今東西の名盤のジャケット画が根本敬により大胆にリメイク。原作へのリスペクトが匂いたつ、しかし確実に根本敬の色が濃厚ににじみ出ている、そんな作品集。ビートルズが、プリンスが、ボブ・マーリーが、伊福部昭が“恐るべき”画風で生まれ変わっている。巻末には船橋英雄湯浅学との座談会と、オリジナルのジャケット画も掲載。音楽の世界が広がる…かはわからないが、視界が、価値観が、常識が極彩色に染められていく。