LAビートの先端という印象の強いアルファ・パップですが、こちらはちょっぴり変化球。エレクトロニック・ジャズ・デュオの昨年のアルバムが日本でのみCD化。とんでもなくイージーリスニング的なイントロで頭の中に〈?〉が浮かんでくる冒頭から、一気にその雰囲気を覆すメロウなコズミック・フュージョンを畳み掛けてきます。シンプルな編成ながらじわじわ染みてくる感じがナイス。今年の配信曲もボーナス収録されてます。