90年代後半に発表したLusine名義でのデビュー作が絶賛をもって迎えられたテキサス出身のJeff McIlwainによるソロ・プロジェクトの4年ぶりのフルアルバム。彼の出自であるデトロイトテクノや初期IDMの影響を感じさせるダウンビートなエレクトロニカは基本路線ながらも、例えば近年のエレクトロニックなインディーR&B/AOR好きのリスナーにもリーチできそうな楽曲の多彩さは今まで以上。やや雑多な印象はを受けるのは否めないが、その分多様な情感を喚起させる手腕はやはり彼ならではのもので、15年に及ぶのキャリアの中でも最も開けた印象を持つ1枚に。

 


テクノ~エレクトロニカの絶妙な塩梅でサウンドをクリエイトし、安定した人気を誇るルシーンの新作がいつものゴーストリーから。今回は4曲でヴォーカリストをフィーチャーし、温度上げ目のポップなアプローチを披露しています。インスト曲ではクールな音にじんわりと込められた情感でグッとさせられたり。やはり手堅いですね、間違いない。次はアンビエント作品でも作ってくれないかなと思ったりもします。