昨年6月のドラマー脱退を経た3人による、早くも今年2枚目のミニ・アルバム。前作に続いて音数はかなり絞られ、かつてバンドのサウンドを彩っていたシンセも最小限に。その結果、スピーディーでタイトな演奏と、喪失感や皮肉、焦燥感などを希望に転化する、彼ららしい詞が浮き彫りになった印象だ。リスナーとの関係を歌うような“ベイビーメイビー”も熱い。初回盤には初期音源のアコースティック・セッションも収録。