ケイト・アールの名で活動してきたインディー・ポップ系の歌手が、名義を変え、1920年代のジャズを蘇らせたような音と共に再出発。レトロなムードとマリリン・モンロー的な色っぽい歌い方が合っている。ビッグバンドで気持ち良さそうにスウィングする“Lazy Man”や、スタンダード“The Charleston”をポップに昇華した“Baddabing Baddaboom”などでの遊び心はこの人ならでは。フィル・ソーナリーが制作に関与。