ローラ・マーリング仕事で知られるマット・イングラムが手掛けたノルウェー人シンガーの初作。アコギとストリングスによる簡素な装飾が主役の神秘的なウィスパー・ヴォイスを引き立てた、アシッド・フォークの王道を行く内容で、ヴァシュティ・バニアン、またはサンディ・デニーの再来といった感じ。チーム・ミーを輩出したインディエイナーが猛プッシュしているだけに、世界的なブレイクも期待できそう。