説明不要の世界的なスーパースターがロマンティックなモードで新章へと突入…… 時代を圧倒的にエンターテインする2026年最大の話題作が早くも届いたぞ!
話題沸騰の“I Just Might”
グラミー賞の大舞台から〈驚安の殿堂〉まで。スクリーンの向こう側にいたかと思えば、渋谷のドン・キホーテにも現れるブルーノ・マーズ。世界的なスーパースターでありながら、近所にいそうなパリピ風情のチャラ男も気取る。最近の曲で例えるなら、レディ・ガガとのロッカバラード“Die With A Smile”で愛の尊さを謳う一方で、ロゼとの能天気ポップス“APT.”で飲み会ゲームに興じる振り幅の広さだ。その両極端な姿にファンはジェットコースターのように翻弄され、熱狂する。そんな稀代のエンターテイナーが10年ぶりに発表するソロ・アルバム『The Romantic』もリリース前から話題沸騰だ。
新年早々、自身のSNSで〈My album is done.〉と投稿して新作の完成を明らかにすると、続けてアルバムにちなんだツアーや先行シングルの発表を告知した。ほどなくしてリリースされた新曲“I Just Might”は、ざっくりと言えば70年代風のポップ・ソウル。ダンスフロアで目にした女性が外見どおりの華やかさでダンスを踊れたら恋に落ちてしまうかも……というブルーノらしい屈託のないラヴソングだ。“Marry You”など初期のヒットにも通じる陽気な曲で、レオ・セイヤーの“You Make Me Feel Like Dancing”など懐かしいソウル〜ポップソングをあれこれと連想させるあたりはシルク・ソニックの延長線上にあるとも言える。
アンダーソン・パークと組んだシルク・ソニックは、巨匠ブーツィ・コリンズをプレゼンターに迎え、スウィート・ソウルやディスコなどを大真面目に歌う自分たちの姿を客観視しながら70年代のソウル/ファンクを再現したユニットだった。そのサイレント・パートナーとしてサウンドメイキングに貢献したのが、今回の新曲“I Just Might”を共同制作したDマイルである。ブルーノと同じ85年生まれで、NYブルックリン出身の彼は2000年代にロドニー・ジャーキンズ門下としても活動し、メアリーJ・ブライジやジャネット・ジャクソンの曲にも関与していた奇才。その頃からヴィクトリア・モネイをサポートし続け、2010年代後半にラッキー・デイやH.E.R.の仕事で最前線に浮上すると、2020年代にはグラミー賞の栄冠も手にした。
