昨年の『火宅の人』を鬼一家のD-EARTHが丸ごとリミックスしたのみならず、収録曲のうち2曲を新たに差し替えた一枚。BESが〈元中毒者〉の視点で新たなヴァースを届ける“僕も中毒者”や、哀愁を帯びた“壊れた玩具”の改変に加え、爛れた関係を独特のリリシズムに落とし込む新曲“アダニナルハダ”にもまた、まごうことなき鬼の世界が。もう一つの新曲“終わったばかり”では女性ヴォーカルを伴い、さらに愛を掘り下げる。