ピペッツの元ヴォーカリストによるソロ2作目。前作は全編ウェールズ語でしたが、今回はコーンウォール語で歌っていて、その独特の柔らかい語感が、トラッド・フォークに最新のエレクトロニクスを溶かした不思議な音世界とマッチ。エイフェックス・ツイン『Drukqs』にインスパイアされたという冒頭のアンビエント・ポップをはじめ、お世辞抜きでシャルロット・ゲンスブール『IRM』級に芸術点の高い一枚だと思います。