日本でも人気を誇ったピペッツの元メンバー、グウェノーによるソロ3作目は、前作に引き続き、ほぼ全曲が消滅危機にあるとされるコーンウォール語で書かれている。やはり言葉の響きは独特であり、さらに音階もケルト音楽に近いものが使用されており、強烈に郷愁を感じさせる。彼女お得意のサイケでソフトなエレクトリック・サウンドとも相性抜群で、まさにコニッシュ文化を世に知らしめる作品と言っていい。