無機質なエレクトロ方面へ大胆に振り切れたセルフ・プロデュースの前作より3年ぶり。今回のアルバムはレオ・エイブラハムズに舵取りを委ねていて、ふたたび肉体的なバンド感を取り戻しながら、80sダークウェイヴを通過し、その先でU2やコールドプレイにも迫るスタジアム級のスケールを手に入れた印象だ。アンセミックなナンバーが多く、結成から15年を過ぎてまた一皮剥けたエディターズに大きな拍手を!