ナッシュヴィルの才媛がマシューE・ホワイトと再タッグ。前作のバロック・ポップ的な内容から一転して、煌びやかなエレポップや現行のR&Bっぽい曲が際立って聴こえるのは、ソランジュやブラッド・オレンジ仕事で名を上げたブルーのエンジニアリングによるところが大きいのかも。“Sisters”などで顔を出すジャジーなピアノや、プリンス作品を思わせる粘っこいグルーヴも心地良く、このカメレオンぶりには脱帽です!