2017年当時(現在もだが)のフランス・チャートで女性ソロのポップス・シンガーとしてはかなり珍しく上位にランクインした新人ジュリエット・アルマネ。現在まで約1年間に渡りTOP50内をキープしているそのデビュー作がついに国内リリースされた。4月の初来日公演も完売だったようで、今やフレンチ・ポップ・ファンからしたら知らなきゃ人生損してるくらいの存在なのだ。自他共に認めるヴェロニク・サンソン・フォロワーなクラシックの素養ありなピアノ弾き語りで恋心を大胆に表しながらも歌詞にはインテリジェンスが感じられなかなかにクール。品のある歌声とフランス語が相まった滑らかな感触も心地いい。