ティンバランド作のデビュー曲“Raise Up”やリル・ジョンとの“Freek-A-Leek”を連発し、今世紀初頭に凄まじい最大瞬間風速を誇ったノースキャロライナのラッパー。近年は俳優として「Empire 成功の代償」に出演もしていた彼が、14年ぶりの3作目をいきなり投下してきた。黄金期の勢いは当然ないが、サウス系ビートの輪廻転生をアクの強さで乗りこなす様は予想以上。リミックスにおけるEDMトラップとの相性も流石だ。