三重は松阪の5人組による初アルバムは、全編BPM35のトラックに高速ラップを乗せていく一作。グライムばりの超低速ビートはそれ自体異彩を放ち、ぶっといベースラインとドラムの簡素なビートで、挨拶代わりにマイクを繋いでいくド頭から不穏なムードに耳が離せない。DEKISHIとマイクを回す“Big Wave”に輪をかけて、140客演の“35 Or 140”は、血が騒ぐリレーにサブイボ必至の決定打!