大槻ケンヂが立ち上げた新プロジェクトの処女作は、高橋竜(オワリカラ)のプロデュースによるライヴ録音アルバム。特撮として発表した“企画物AVの女”のセルフ・カヴァーに代表されるように、筋少的なハード・ロック/メタル路線ではなく、ブルースやジャズ、ファンクを基軸に、退行催眠や人体発火現象など、オカルティックな題材から真理を突くポエトリーリー・ディングが収められている。“ぽえむ”のラストに寒慄……!