いつも全員帽子がオシャレなファンタスティック・フォーク・フォーピースが放つ待望のセカンドEP。ken.akが奏でるキーボードの音色に顕著だが、バンドのサウンドや歌声、リズムやテンポなどすべてがドリーミーで癒し系。そして日本なのにどこかアジアの見知らぬ街に迷い込んだような異国の香り。と、サウンド面で気持ちが緩みきっていると、まるで遺書のようなラヴソング“ごきげんよう”の歌詞にドキッとさせられたりもするからたまらない。まるで険しい山を登った先にある秘湯のような1枚。癒されるわ~。