Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、10月19日~10月25日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
人間椅子 「苦しみも喜びも夢なればこそ〈現世は夢~バンド生活二十五年~〉渋谷公会堂公演」 記念ツアーの千秋楽がソフト化
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2JAPAN
トリプルファイヤー 『エピタフ』 初期ヴァンパイア・ウィークエンド思わせる曲などこれまでにない表情もある3作目
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3JAPAN
Lantern Parade 『かけらたち』 ネオアコばりに煌めくサンプリング・ポップ集はサイケな音像が真骨頂の心揺さぶる一枚
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4OTHER
「ぐでたまあにめ」 絶妙なゆるさで老若男女問わず大人気、世界一やる気のないサンリオらしからぬたまごのアニメがソフト化
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5POP / ROCK
マイルド・ハイ・クラブ 『Timeline』 アナログ感溢れるソフト・サイケな演奏&メロウな歌声がマック・デマルコ好きに◎な初作
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6JAPAN
Seagull Screaming Kiss Her Kiss Her 『ETERNAL ADOLESCENCE』 中尾憲太郎ら擁する新体制での14年ぶり新作
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7DANCE / ELECTRONICA
ヘレナ・ハウフ 『Discreet Desires』 アクトレス主宰レーベル発、インダストリアル/ボディー系の影響濃いロウ・ハウスな新作
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8JAPAN
VA 『ソコカシコ 2015』 LUCKY TAPESや宮内優里ら擁するレーベル、RALLYE主催フェスの開催記念コンピ
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9JAPAN
Yun*chi 『Pixie Dust*』 Charaや☆Taku Takahashiら豪華プロデューサー陣集結、多様な表情&歌声で魅せる新作
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10JAPAN
溺れたエビの検死報告書 『イソギンチャクノ上デ踊レ!』 necoやオオルタイチ好きに◎なローファイ・ダンス満載の2作目
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11JAPAN
石指拓朗 『緑町』 フィンガー・ピッキングで紡ぐ60s和製フォークの精神を現代に甦らせた語り口が甘く懐かしい一枚
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12POP / ROCK
スーパーヒューマノイズ 『Do You Feel OK?』 マドンナのデビュー盤思わせるディスコ・ポップ並ぶ新作
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13R&B / HIP HOP
ドクター・ドレー 『Compton: A Soundtrack』 アイス・キューブら参加、NWA映画に触発された新作
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14JAPAN
凛として時雨 『es or s』 初の海外録音でバンドの持つ音の鋭利さ&衝動性を多角的に豊かにした新ミニ作
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15POP / ROCK
ビーチ・ハウス 『Depression Cherry』 吉本ばななの短編が影響源に挙げられた〈シンプル回帰〉テーマの新作
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16DANCE / ELECTRONICA
DJリチャード 『Grind』 NYの新興レーベル主宰による、実験的要素ありつつ難解ではないピュア・テクノ盤
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17JAZZ
ユリア・ヒュルスマン 『A Clear Midnight:Kurt Weill & America』 テオ・ブレックマン迎えたワイル作品集
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18DANCE / ELECTRONICA
ニッキー・ロメロ、アヴィーチーやゲッタらと共作した話題曲から最新アンセムまで収録の日本編集ベスト盤
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19POP / ROCK
ルー・バーロウ 『Brace The Wave』 全編ドラムレスで切ないヴォーカル際立つエモいカントリー/フォーク・ロック満載のソロ3作目
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20OTHER
ジェフ・ミルズ 「Exhibitionist 2」 思考を音へと具体化する選曲&ミックス・スキルが圧巻なドキュメンタリー第2弾
今週は、80年代後半から活動するハード・ロック・バンド、人間椅子の結成25周年記念ツアーの千秋楽を収めた映像パッケージが首位に。渋谷公会堂を舞台に、〈おどろ〉なプレイ(と表情)でソロもブレイクもキメまくる3人を捉えた同作のレヴューは7月に公開されましたが、先日新たに公開した英訳ヴァージョンに、海外の好事家たちが反応してくれたようです。
トップ10内でも、日本ならではのアングラなムードを持った東西2組に注目。東京を拠点に活動するトリプルファイヤーの3作目は2位にランクイン。音数を絞ったアンサンブルや男の言い訳がましさを描いた独自のリリックはそのままに、初期ヴァンパイア・ウィークエンドを思わせるトロピカルな雰囲気の楽曲など新機軸も見せ、これまでになくポップに開けた印象です。そして、10位に入った溺れたエビの検死報告書は、京都で結成され〈フジロック〉への2年連続出演で名を馳せたバンド。neco眠るやOORUTAICHI好きにも◎なファニーでファンキーな魅力を持った、ローファイ・ダンス・ミュージック作に熱視線が集まっています!
また5位には、ギター奏者としてアリエル・ピンク作品などに参加してきたLAのシンガー・ソングライター、マイルド・ハイ・クラブがストーンズ・スロウのサブ・レーベルから発表した初作がランクイン。アナログ感溢れるチープでローファイでソフト・サイケな演奏と抜群にメロウな歌声には、思わず繰り返し聴いてしまう中毒性があります。