欧州ジャズ好きと隠れヴォーカル名盤ファンを繋ぐ逸品が遂に本邦初リリースです(我らがレコード番長、本当にありがとう)! 謎のヴォーカリスト(本職はバレリーナ……?)のナダ・ジョヴィッチさんによる非営利目的の録音ですが、注目すべきはダスコ・ゴイコヴィッチとマル・ウォルドロンの参加。あくまでもヴォーカルを中心に据えたアレンジの為か、両名とも実に肩の力が抜けた演奏をしています。ナダさんの特徴的な歌声も妙にそそるのでした。当時これがリリースされていたら、今頃間違いなく名盤扱いだったに違いない――そんな空想と共に音楽を楽しむ、これぞ正しき音楽ファンの在り方ですね。